エンジンオイルの交換(4サイクルエンジン搭載車)
エンジンオイルには次の5つの働きがあります。
潤滑と減摩作用
シリンダーとピストンリング等の金属の接触部分の磨耗や焼きつきを防止します。
4サイクルエンジン
2サイクルエンジン
シリンダーの気密保持作用
シリンダーとピストンリング・ピストンとのすき間をふさぎ、圧縮圧が逃げるのを防止します。
エンジンの冷却作用
意外と知られていないのですが、爆発作用で高温になるシリンダー内部の熱を発散させ、冷却します。
大型バイクの中には、油冷式エンジンといって、水冷式のラジエータにかわるオイルクーラーを備え、オイルでエンジンを冷却するものもあります。
洗浄作用
エンジン内部に生じる汚れをオイルに溶け込ませ、常にエンジン内部をきれいに保ちます。
防錆・防触作用
燃焼で生じる有毒ガスによる腐食やサビからエンジン内部を守ります。
上記のような働きをするエンジンオイルは、言うまでもなく劣化します。
一定距離(およそ2000〜3000キロが目安)や、一定期間が経過し酸化したオイルは、十分な働きをすることができません
バイクをを末永く愛用するためにも、こまめのオイル交換をおすすめします。

なお、2サイクルエンジンは、ガソリンとエンジンオイルを混合し、いっしょに燃焼させるので、オイル交換の必要はありませんが、オイル切れには注意しなければなりません。オイル切れのまま走行すると、突然エンジンが壊れて(いわゆる焼き付き)停止し、場合によっては事故につながりますから注意が必要です。
焼き付きを起こしたシリンダーとピストン
焼き付きを起こしてしまった2サイクルエンジンのシリンダーとピストンです。
両方ともに縦方向にキズが入っている様子が見えます。
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